カナダ通院レポ② 紹介された皮膚科へ
こんにちは。ケンタです。
前回の8月27日にいったGP(かかりつけ医)での診察から約3カ月後の11月13日。紹介してもらった皮膚科に行ってきました。
今日は、診療時の様子などを簡単にまとめていきたいと思います。
あくまで一個人の経験談となりますので、カナダで皮膚科に行く必要がある方、カナダの医療事情に関して興味のある方は参考程度に読んでみてください。
当日の様子
GPの受信から3ヵ月、いよいよ皮膚科に診察してもらう日がやってきました。
予約自体は紹介時にGPの担当の方がしてくださっていたので、私は指定された日に皮膚科に行くだけでした。ただ日本同様カナダの皮膚科も基本平日しかいないので、会社員の私は半休を頂いて午後一で皮膚科に向かいました。
皮膚科に到着し待つこと10分ほど、部屋に案内されガウンに着替えてくれとの指示。
日本で通った皮膚科ではガウンに着替えることはなかったので新鮮でした。
着替えて待つこと10分ほど担当医の方がきました。
ガウンを抜いで患部(全身患部ですが…)を見せるとGP同様開口一番
“This is bad”
主観では、全身アトピーだと分かるような状態ではあり私自身しんどいものの、ジュクジュクしたりするようなところは現時点ではどこにもないので悪いと言われるほどでは思っていたのですが、先生曰く状態はかなり悪いようです。
一通り見てもらったあと、これからどのように治していくか話をしてもらいました。
早速GPでの診察の際にも相談した注射治療のドュピクセントに関して聞かれたので興味がある旨を伝えましたが、先生曰く、私がデュピクセントを利用するのはあまり現実的でないとのことでした。というのもドュピクセントを使おうと思うと現時点では年間数万ドルかかるからだそうです。
先生のいう通り車のローンも払い終えていない社会人2年目の私にそんな財力はないので、どうにか安くデュピクセントを使える方法はないかと懇願したところ、治験プログラムを利用することで経済的余裕がなくても治療を受けられるかもというのです。
治験と聞くと、名前も聞かないような新薬しか取り扱っておらず、あまり安全でないイメージがあったのですが、デュピクセントのように割と世の中にも浸透しているような薬でもやっているようで、そんなのがあるのなら喜んで受けたいと伝えたのですが、担当医のいる病院ではつい先日でデュピクセントの治験プログラムを丁度終了したところで、先生も調べてくれましたが、今後もしばらくドュピクセントの治験プログラムをやる予定はないとのことでした。
ただ、先生がイブグリースという同じく注射治療の治験プログラムを探してくださり、そちらで話を進めてもらうように申請書等を準備してもらい、次の予約がある1ヵ月後までのBetamethasone Valerateというステロイドの塗り薬を処方してもらいました。
この治療を受けるためには、症状レベルが中から重度のアトピーでないといけないのですが、先生が手を見て足を見てまず問題なく受けれるだろうと言っていました。
OHIPに入っているため診察は無料で、処方箋に関しては会社の保険が一部負担してくれたおかげで少し安く買えました。
こうして初めての皮膚科診察が終わりました。
たまたまいい先生だったのかのは分かりませんが、かなり時間をかけて診察してくださり、僕の経済状況もかんがみて実現可能なオプションを探してくださり非常にありがたかったです。(3カ月も待ったんですもん、それくらいしてもらわないとたまらない。。。って気持ちもありましたが、、、)
では、果たして無事イブグリース治験ができるのか?続きは改めて書いていきたいと思います。
読んで頂きありがとうございました。
ケンタ